「難しい」という表面的な言葉に騙されてはいけない
このブログを読んでいる方で「難しい」って何か考えたことがありますか?
それを上手く言葉に表せますか?
学生の大半は「自分が解けない問題」、「応用問題」を難しいと答えるでしょう。
上記の内容は部分的には正しいですが、完全解答ではないと思います。
僕は「難しい」には2種類あると考えています。
①単純な知識・公式を覚えていない
どの科目にも覚えなければ解けない問題が存在します。
歴史の年号、数学の公式、英単語・熟語、文法などです。
知識不足⇒解けない⇒難しい
①の対処方は、必要な知識を覚えなおして、類似問題を解いて定着させれば解決できます。
②規則性、答えに至るまでの考えが思いつかない
これは数学の問題や理科の実験問題などで必要になってきます。
今月に行われた入試の数学の問題で、うるう年の表をまとめた問題が出てきました。
問題は省略しますが
2020・・水
2024・・月
2028・・土
2032・・木
2021年〜2100年までの間に、2020年と1年間のすべての日の曜日が同じなる年をすべて答えなさい。
このような問題は規則性を見つけれるかどうかです。
表から判断すると、うるう年は4年ごとだとわかります。曜日は水⇒月だから、木・金・土・日・月の5日間進んでいる。
2024⇒2028年も月⇒土だから、火・水・木・金・土の5日間進んでいる。
2028⇒2032年も土⇒木だから、日・月・火・水・木の5日間進んでいる。
うるう年は4年ごとで5日間の違いがあるんだ!!と気付くことが出来れば、答えを導くことが出来ます。
以上のように問題にはパターンや規則性を問う問題があります。
このような問題は知識を詰め込むだけでは解くことが出来ないと思います。
規則性・考えが思いつかない⇒解けない⇒難しい
②の対処法は問題を解くだけでは駄目です。
問題文を見て、どのような問われ方をしているのか?パターンがあるのではないか?と注意を向けて、勉強していくことで解決できます。
結論
以上のように「難しい」には2種類あることを説明しました。
より短時間で結果を出したい場合、意識して貰いたいことがあります。
「難しい」と感じた問題が出てきたとき
①知識不足が原因の「難しい」なのか
②規則性、答えまでの考えが思いつかなくて「難しい」なのか
難しいと感じた問題を①なのか②なのか判断できるようになったら難易度関係なく点数を取ることが出来ると言っても過言ではありません。
以上を意識して問題に取り組むことが出来ると勉強の効率はグッと向上します。
次回のブログでは①、②の力を養う勉強法を解説してきます。
ブログだけでは上手く表現できないことがあります。ブログ読んで気になる方は、無料体験を申し込んで頂ければ具体例を出してわかってもらうまで何度も説明します!!