夏期講習のテキストの使い方について

夏期講習の注意点

大半の塾では夏期講習用のテキストを購入すると思います。

通常授業+夏期講習が同時並行で行われる塾では、テキストの使い方を間違えてしまうと夏期講習の効果が薄くなる可能性があります。

そもそも、問題集を使うときは最低でも3週くらいを目安に勉強計画を立てたり、スピードを意識したりすべきです。

夏期講習で結果が出ない学生の大半はテキスト1周すら出来ていないケースが多いです。

もし、夏期講習で最大限の効果を望む場合、以下の使い方を意識してください。

1周目は実力確認

テキスト1周目は自分が出来るところと出来ない所を知るための作業であって勉強ではありません。

夏期講習を一生懸命に受講しても結果につながらない原因は大体このパターンです。

どれだけ頭のいい人でも1回だけやって完璧に出来る人はいません。

何回も何回も復習することでようやく定着します。なので、1周で満足している人は要注意です。

2周目は暗記

1周目で自分の出来ない所を確認したら、出来なかった単元の知識や公式を暗記しなければいけません。

そして、暗記した知識や公式で問題が解けるか確認するのが2周目にやることです。

すぐに覚えられる内容なら1周目で覚えた方が2周目、3周目が楽になります。

暗記しても忘れてしまうのが人間なので、2周目で満足してはいけません。

3周目以降は定着

1周目で自分の出来ない所を確認した後、2周目で暗記して、3周目で定着できたか確認する段階に入ります。

苦手な科目や単元の場合、3回やっても中々できないかもしれませんが、できない場合はできるようになるまでやり込まないと成績アップしません。

3回目で確実に定着させたい場合は、できなかった問題を解説できるくらいまでやり込むようにしましょう。

説明できない。ということは、きちんと理解できていない証拠です。

答えには必ず根拠があります。〇〇の公式を使って解いた。この文章に書かれていたから答えは〇〇です。のように、なんとなくではなく、きちんと答えの根拠も説明できるようになると、成績は確実にアップします。

 

これは夏期講習用のテキストに限らず、どのテキストを使うにしても共通している考えです。

夏期講習でしっかり成績上げたい学生は通常授業で使っているテキストを少しでも多く復習しておきましょう。

夏休み中に通常授業用のテキストと夏期講習用のテキストを同時並行で復習するのは中々難しいです。

特に、部活ある1,2年生は早め早めに取り組むようにしてください。

 

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