言語化できれば成績アップにつながる
様々なレベルの学生を指導していて気づいたことですが、成績が良い学生と成績がパッとしない学生の差は言語化できるか否かです。
例えば、成績の良い学生はテストの結果を見て、数学で計算ミスが多かったからミスしないように落ち着いて計算する。見直しする。計算問題を多めに解いて計算力を高める。のような反省と改善策をきちんと言葉にすることができます。
一方で、成績がパッとしない学生は、もっと努力する。もっと頑張る。勉強時間を増やす。のような抽象的なことしか言えません。
このように言語化できる学生とできない学生の違いは「想像力の差」だと個人的に考えています。
成績伸びて行く学生は
・自分の行きたい高校が〇〇だから!
・成績悪いと部活の顧問に怒られるから!
・良い成績取れたら旅行に連れて行ってもらえるから!
・推薦取れるようにするため!
上記のように、勉強することで未来の自分にとって何かしらプラスになると考えることができるから努力できるようになると思います。
一方で、成績が一向に伸びない学生は
・連立方程式とか大人になったら使わないし・・
・勉強できなくても生きていけるし・・
・どうせ努力したって・・
のように、今勉強していることが自分の将来にどのようにプラスに働くのかが想像できないため、勉強する目的を見出せず成績が一向に上がらない。という悪循環に陥っているように感じます。
勉強している目的は何のためか?勉強することで自分にどのようなプラスになるのか?など、少し先のことを考えるようにして、今の状況を改善するためには何ができるのか?を少しずつ言語化できるようになると成績が伸びて行く可能性が高まります。
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