成績が上がらない学生ほど塾の勉強だけで満足している。
成績がいつまで経っても上がらない学生を見ていると、塾「だけ」の勉強で満足している傾向が見られます。
塾に行けば成績上がるだろう!と考えている人は考えが甘すぎです。
確かに、普段勉強しない学生が塾に通うことで、強制的に勉強する機会が増えて成績が上がる場合があります。
しかし、塾にいる時間は1日何時間でしょうか?
講習シーズンだったとしても、3時間〜5時間くらいではないでしょうか?
1日24時間あります。8時間寝たとしても16時間残っています。そのうちの5時間塾にいたとしても残り11時間残っています。
ご飯、お風呂、トイレなど入れたとしても3時間くらいでしょう。11時間あるうちの3時間使っても、まだ8時間残っています。
夏休みや冬休み中は、家で過ごす時間が圧倒的に長いです。
圧倒的に過ごす時間が長い家で全く勉強せずに塾だけの勉強で満足していたら、成績上がらなくて当然でしょう。
塾で過ごす時間は、学校や家庭で過ごす時間と比べると微々たるものです。
その微々たる時間だけで成績を伸ばすことは不可能に近いです。
塾に通って成績がしっかり伸びる学生は、学校の授業をしっかり聞いて、家での家庭学習にしっかり取り組んでいる学生が+α塾で勉強するから成績アップに繋がります。
そして、何度もブログに書いていますが、成績を上げるためには復習が超重要になってきます。
学校で勉強したこと、塾で勉強したことを復習せずに、3時間、4時間と勉強を積み重ねても効果が薄いです。
自分の体験談を少しすると、勉強ができるようになったな。と感じるようになったのは復習に時間を掛けるようになってからです。
暗記することや問題を解くこと「も」重要ですが、それ以上に復習することが重要になってきます。
成績が伸び悩んでいる学生や成績が上がらなくて不安に感じている保護者は一度、家での過ごし方を見直してみてください。