行動が変わらない理由
これは誰にでもある経験だと思いますが、明日から勉強頑張るぞ!ダイエットするぞ!と意気込んでも中々継続しなかったり、始められなかったりなどの経験がないでしょうか?
せっかく意気込んでやる気を奮い立たせたのにも関わらず、中々できない自分に嫌気がさして自分はどうして継続できない人なんだろう・・と落ち込んだりしていませんか?
大半の人は「考えを変えたから行動が変わる」と思っているかもしれませんが、個人的には「行動を変えたから考えが変わる」だと思います。
そもそも考えを変えようとしても、その時の気分だとか体調とかで計画が上手く行かなくなることなんてザラにあります。
例えば、夏休みの勉強計画を一生懸命考えて、明日から頑張るぞ!と意気込んでいる学生が陥りがちなパターンですが
夏休みの勉強計画を立てる➡️上手くいかない➡️やる気なくなる➡️宿題ギリギリになってやるorやらない➡️成績が下がる
これは上記にも書いた「考えを変えたから行動が変わる」と思っている人の失敗パターンと言えるでしょう。
この様な悪循環に陥らないためには2つのポイントがあります。
①計画を綿密に立てすぎない
特に勉強が苦手な学生は分単位や時間単位できっちりかっちり計画を立てようとする傾向があります。
窮屈な計画が原因で少しでもズレてしまうと修正ができなくなり、今日はもういいや・・となってしまいます。
もし、計画を立てるなら、できなかった場合のことも考えて完成した計画よりも2〜3割削って計画を立てましょう。
勉強する習慣がない学生は計画の半分くらいできたら頑張った方だと思った方がいいでしょう。
②勉強しながらできることを増やしていく
計画を立てても上手くいかないことがわかっているなら、勉強しながらできることを増やしていきましょう。
とりあえず宿題1ページやってみる➡️もう1ページできそう!➡️別の科目もやってみよう!➡️勉強量が増えて成績アップ!➡️勉強頑張ってみよう!
という好循環につながる可能性があります。
まとめ
失敗するパターンは
行動する前にやるべきことを沢山抱えている➡️計画通りにいかない➡️継続できない
量が多い→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→量が少ない
上手くいくパターンは
できることから始める➡️少しずつできる量を増やしていく➡️習慣化したり継続できる
量が少ない→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→量が多い
成績が良くなっていく学生は自分のできることをどんどん増やしていく傾向にあります。一方で、成績が一向に改善しない学生は自分のできることを増やさないor増やせない傾向にあります。