反省が成績アップに繋がる
何事にも言えることだと思いますが、基本的には「反省・改善・実行」することによって良い方向に行くことが出来ます。
それは勉強にも当てはまります。
「何で出来なかったのか?」⇒「どうしたら出来るようになるのか?」⇒「〇〇を試してみよう」⇒「結果が出なかった」⇒「今度は▢▢を試してみよう」⇒「結果が出た」⇒「今後は▢▢を続けよう」⇒「良い結果が持続する」
以上のプロセスを経て、勉強が出来るようになっていきます。
頑張っているけど、暗記出来ない・点数が取れないという人は上記のどれかが足りていないことが多いです。
闇雲に勉強するだけでは意味がありません。常に「反省・改善・実行」を繰り返すことが大事です。
「効率が良い」という言葉に騙されてはいけない
世の中には「効率の良い勉強法」「楽して暗記」など謳っている参考書や勉強法に関する本が多く出版されています。
安易に真似してしまうと危険です。なぜなら、万人に共通する勉強法は無いからです。
少し前に、東大主席弁護士が「7回読み勉強法」というようなタイトルの本を出版されました。
その本に書かれていることを100%真似できたとしても、100%に至るまでのプロセスが人それぞれ違います。
その結果、7回読んでも覚えられない人も出てくる可能性もあります。
その人は「7回読み」という勉強法をしたら、結果が出たというだけです。
他にも「〇〇勉強法」という本が沢山ありますが、その人がやってみて良かったというだけで万能薬ではありません。
以上のことから、「効率が良い」というものに飛びつくのは安易だと言えるでしょう。
「効率が良い」とは?
では、本当に「効率が良い」とは何なのか?
その人にとって、「無駄がない状態のことを効率が良い」だと個人的に思います。
無駄がない状態に持って行くためには、自分に合う勉強法と自分に合わない勉強法を試行錯誤して見つけていくしかありません。
そして、自分に合わない勉強法を切り捨てて、残った勉強法が効率が良い勉強になります。
勉強しても急激に成績が上がらない原因として、自分に合う勉強法を見つける作業を行っていない・見つかっていないからです。
結論
効率を求めることは大事なことですが、そこにたどり着くまでに泥臭い努力(がむしゃらに頑張る等)を経験して行かなければ、効率の良し悪しを見つけることは出来ません。
少しでも早い段階で効率の良い勉強法を見つけたいのであれば、日頃から「反省・改善・実行」を行ってください。