テストが返却されたらすべきこと

テストの結果は努力を数値化したもの

テストの結果が良かった人は、目標に向かって「正しい努力」ができた証拠です。

一方で、成績が悪かった人は「正しい努力ができなかった」可能性が高いです。

一生懸命努力することは素晴らしいかもしれませんが、受験は競争です。

競争で勝つためには、中学3年間or高校3年間という限られた時間で結果を出さなければいけません。

なので、今回のテストの結果で「どこが悪かったのか?」に目を向けることが出来れば、次回のテストで少しは改善させる可能性が高まります。

 

昔のブログにも書きましたが、結果が伴わない努力は「徒労」です。

徒労で終わってしまう人の特徴は、努力すること自体を美化する傾向があるように思います。

例えば「今日は〇〇時間勉強した!!」「寝る時間を惜しんで勉強頑張った!!」など。

上記のような考えを持っている内は良い成績を取ることは不可能です。

なぜなら、結果を出すことが目的ではなく努力することが目的になっているからです。

 

テストの結果が悪かった場合は以下の点を考え直す必要があります。

①テスト勉強の時間は十分に確保できたか?(テスト範囲を最低3周できるくらいが目安)

②テスト範囲をしっかり確認しながら勉強していたか?

③学校の授業をきちんと聞いていたか?

④わからない所をそのままにしていなかったか?

⑤優先順位を意識して勉強していたか?

 

最低限、上記の点を意識して勉強しない限りは点数アップは厳しいでしょう。

そして、点数を上げたいのであれば、点数に対する意識を変えていかなければいけません。

テストの結果から勉強方法の改善を図る

テストの結果が悪いのは、勉強方法が根本的に間違っている可能性が高いです。

なので、今回のテストで結果が芳しくなかった人は勉強方法の改善を図るべきでしょう。

今の時代、様々な勉強方法がありますが、これだけやってはいけない勉強方法について書いていきたいと思います。

 

やってはいけない勉強方法①:書いて覚える

この勉強方法で勉強できてる人に会ったことない。と断言できるくらい駄目な勉強方法です。

この勉強方法をやっている人は暗記とは何か?を理解していない証拠です。

「暗記=思い出した回数」です。書いた回数ではありません。

どうしても書くことに拘るなら、「思い出しながら」書くことをオススメします。

 

やってはいけない勉強方法②:ひたすら問題を解く

勉強とはできない所をできるようにするのが勉強です。

ひたすら問題を解いて勉強した気になっている学生がいますが、問題を解く目的は自分のわからない所を炙り出すためです。

自分の解けない問題を知ってから本当の勉強が始まります。

 

やってはいけない勉強方法③:アウトプットを意識していない

テストでは自分の頭の中にある知識で問題を解けるようにならないといけません。

成績がパッとしない学生によく見られるパターンですが、答え合わせをするとき、解答を見て「わかった」つもりになっている学生が多いです。

何も見ないで「再現」できるまでやり込まなければ定着したとは言えません。

 

最後に

勉強とは自分自身との対話だと思っています。

 

・何がわかっているのか?

・何がわかっていないのか?

・できるようにするためにはどうしたら良いのか?

・今の勉強方法は正しいのか?

・もっと効率の良い勉強方法はないのか?

・どうして、その答えになるのか?

 

など、自分自身に問いかけて出来ない所をできるようにしていくしかありません。

自分に「何故?」と問いかけて、考えることができない人は勉強で躓く可能性が高いです。

 

実際に、指導してきた生徒の中で良い成績を取っている人は「なんでそうなるの?」と聞いてきたり、独り言を言っている場合が多いです。

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