「本当の勉強時間」が圧倒的に足りていない
結果が出ない学生は圧倒的に勉強量が足りていないです。
このブログに何度も書いていますが、塾で何時間勉強した!ワーク◯◯ページ進めた!という表面的な数字にこだわっているようでは大きな成績アップは見込めません。
もちろん、モチベーションを維持するために表面的な数字を気にすることは悪いことではないですが、大半の学生は表面的な数字で満足してしまっている場合が多いです。
実際に指導している立場じゃないと見えてこない部分ですが、学生が机に座って勉強していても全く集中できていなかったりだとか、ノートを一生懸命色ペンで綺麗に書いたりなど成績アップとは関係のないことをやっている学生もいます。
どう勉強したら成績が上がるのか?という見方ができない学生や親ほど表面的な数字にこだわってしまう傾向があるように感じます。
そもそも本当の勉強時間とは何か?
勉強に取り組んだ時間−(集中できていない時間+無駄な作業)
=本当の勉強時間
成績が上がらない学生が優先すべきことは「本当の勉強時間」を増やすことが成績アップの最低条件です。
しかし、勉強時間をしっかり確保しても成績上がらない学生もいます。
成績を上げるためには勉強時間(量)も重要になってきますが、勉強した分だけ確実に吸収できるわけではありません。
テストで通用できるレベルまで持っていくためには、勉強した内容をしっかり暗記して、忘れないように何回も反復(復習)する必要があります。
塾に通っている大半の学生は暗記と復習を行なっていますが、それでも差が開いてしまう理由としては復習の仕方に問題がある可能性が高いです。
これは少し感覚的な話になってしまいますが、何も考えずに問題を解く学生と、重要なポイントや公式を覚えながら問題を解いている学生で結果は大きく変わってきます。
学生自身がどんなことを考えながら問題を解いているのか?勉強しているのか?という部分は指導者にも親にもわかりません。
勉強している本人しかわからないところなので、同じ塾に通っても成績が違う。ということが起きます。
意識が勉強に向いていないなら、どんな優れた講師から授業受けても、AIを使ったタブレット学習でも成績アップしないでしょう。