成績が上がらない本当の原因(1・2年学年末まで38日)

成績が上がらない原因とは?

今までのブログでも成績が上がらない原因について色々書いてきました。例えば、本当の勉強時間が少ない、勉強の仕方が悪い、勉強習慣がない、など。

これらは表面的な原因であって、根本的な原因ではないと最近感じるようになってきました。

根本的な原因をいくつか書いていきたいと思います。

※これは個人的な考えなので、100%正しいと言えませんが、10年近く指導してきて感じたことです。

 

原因①:情報の取捨選択が下手

勉強が苦手な人に共通することは、どこが重要でどこが必要のない情報なのか判断が苦手な傾向にあります。

中学生がよくやってしまう最も悪い例として、「教科書の太字だけにマーカーを引いている」です。

これは学校の先生が指示しているのかもしれませんが、太字だけをマーカーしても意味ないです。

例えば、「織田信長」にマーカーを引いても、織田信長がいつの時代に、どんな事をした人なのか?がわかりません。

もし、マーカーを引くなら太文字に関する周辺情報にマーカーを引くべきでしょう。

 

成績の良し悪しはマーカーの使い方で決まると言っても過言ではありません。

成績アップできるマーカーの使い方についても書いていきます。

 

マーカーの使い方①:周辺情報にマーカーを引く

上記にも書いたように、太文字の部分だけにマーカーを引いても意味がありません。

先ほどの例を使うと、「織田信長」にマーカーを引くのではなく「何をしたのか?」「いつの時代に活躍したのか?」にマーカーを引いた方が良いです。

なぜなら、テストでは

 

問.〇〇をしたのは、誰か答えなさい。

答.織田信長

 

以上のように、〇〇をしたのは誰か?何年に起こった出来事か?が問題文として出てくるからです。

なので、人物にマーカーを引くのではなく、出来事・年代などの周辺情報にマーカーを引いた方が良いのです。

 

マーカーの使い方②:ヘぇ〜そうなんだ!!と感心したところにマーカーを引く

へぇ〜そうなんだ!!と感じたことは、長い間覚えている。という経験は誰しもあるのではないでしょうか?

「◯◯ちゃんって△△君のことが好きなんだって!!」という内容は一瞬にして覚えられますが、「織田信長は△△年に◯◯した人物です」は中々覚えることができません。

 

それは何故でしょうか?

人間は興味があることについては簡単に覚えることができる。ということです。

 

学生にとって勉強に興味を持つことは難しいかもしれませんが、その場でわからなくても、そうなんだ!!と感心できるようになると勉強が楽しくなってきます。

 

原因②:人の話を聞かないor聞けない

話を聞かないor聞けない学生で良い成績を取っている人はあまり居ないように感じます。

何故、人の話を聞かないor聞けない学生が成績上がらないのか?

端的に言ってしまうと、重要な情報を聞き逃しているからです。

 

どうして、人の話を聞かないor聞けなくなるのか?

それは、物事に興味関心がないから。だと言えるでしょう。

興味がないから聞かない。ではなく、興味がなくても聞いてみようかなぁ。くらいの姿勢にできるようになってくれば、少しずつ成績はよくなってきます。

 

原因③:知らないことを知ろうとしない

成績がパッとしない人は、知らないことを放置する傾向があります。

このような人は「考える(頭を使う)ことが嫌い」という考えが根底にあるように感じます。

勉強をできるようにするためには、頭を使って考える必要があります。

頭を使って考えることが苦手です。だけど、成績アップはしたいです!!というのは無理です。

 

勉強とは、知らないことを出来る・分かる状態にすることです。

なので、知らないことを知ろう!!という姿勢が成績アップへの第一歩になると思ってください。

 

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