できなかった箇所の復習
11月のテストが終われば、年内には成績に関係する大きなテストはないでしょう。
学校の授業についていくために予習することも大事ですが、できなかった箇所をできるようにすることは予習するのと同じくらい重要です。
大半の学生は夏休み・冬休みなどの長期休暇でガッツリ復習しようとしていますが、その勉強の取り組み方では大幅に成績アップはできません。
なぜ、大幅に成績アップできないのか?
成績がアップするための大雑把なステップとして
①暗記・理解する
②何回も問題を解いて定着させる
③テストの結果・成績に反映
以上のようなステップを経て成績はアップしていきます。
長期休暇になってから、復習すればいいや!と考えている学生の大半は①暗記・理解するというところで止まってしまう可能性が高いです。
特に成績下位層や中間層は十分な暗記・理解ができずに終わるケースも多いです。
その結果、夏期講習や冬期講習などに大金を注ぎ込んだけど成績が上がらない。という最悪のパターンに陥ってしまいます。
長期休暇で勉強した成果を出すためには、テスト後から休暇までの過ごし方で決まります。
本気で勉強したことある人は既にわかっていることですが、勉強はちょっとやそっと頑張ったくらいで成績は上がりません。
イメージとしては、成績を上げるための土台作りを最初にしてあげないといけません。
成績を上げるための土台作りとは?
①1日の勉強時間を増やすor集中できる時間を増やす
②暗記できる量を少しでも多くする
③計算力をつける
他にもあると思いますが、勉強の基本は暗記です。数学に関して言えば、計算力が土台となります。
これらの土台をしっかり作った上で勉強しないと、いつまで経っても成績アップは厳しいです。
実際に自分が勉強して感じたこと、塾生に指導していて感じたことを言うと
普段、勉強しない人が1日に3~5時間勉強したところで吸収できるのは、せいぜい勉強した時間の20%程度しか吸収できません。
効率良く吸収するために、日頃からの取り組みが大事になってきます。
以上のことから、テストが返却されたら少しでも復習する。苦手な単元や科目があったら、つまずいたところに戻って復習する。などの取り組みを返却後からやりましょう!