勉強への取り組み方・考え方Part1

徒労に終わる人の特徴

勉強しても成績が上がらない人も多くいます。

同じ勉強量にも関わらず、成績が伸びる人と伸びない人の違いは一体何なのか?

その違いは、勉強の取り組み方や考え方に問題があります。

 

指導経験上、この生徒は伸びないだろうなぁ・・と感じた特徴をいくつか挙げていきたいと思います。

 

①目標・目的意識を持って勉強していない

勉強は何のためにするのか?何を達成したくて勉強しているのか?を明確にしないまま勉強している人が多いです。

目標や目的意識を持たないで勉強していると、形だけの勉強になってしまいます。

その結果、勉強はしているのに成績が上がらない・・という状況に陥ってしまいます。

 

形だけの勉強にならないように、自分は何故勉強するのか?勉強を通して何になりたいのか?をはっきりさせた上で勉強するのをオススメします。

現段階で志望校が決まっているのであれば、志望校と自分の実力にどのくらいの差があるのか?その差を埋めるためには何をどのくらい勉強しなければいけないのか?を計算して、勉強に取り組めるのが好ましいです。

目標をはっきりさせることで、形だけの勉強ではなく意味のある勉強にすることが出来ます。

 

志望校や目標がはっきりしていない人は、目先の小テストや期末テストで〇〇点をとるぞ!!という目標を持つようにしましょう。

目標点に達しなかったら、何故目標点に到達しなかったのか?目標点に到達するためにはどのように勉強したら良いのか?を常に考えるようにしましょう。

 

勉強するときにwhy(なぜ)  how(どのように)の二つを意識して勉強出来るようになれば、成績up出来る可能性が出てきます。

 

②内省が出来ない

内省とは、自分自身と向き合い、自分の考え方や言動を振り返り、気付くこと。を意味します。

内省に近い意味の単語は反省です。しかし、内省と反省が持つ意味は若干違いがあります。内省は、経験を「見識」に変えることができます。

 

見識とは、物事の本質を見通す優れた判断力。また、それに基づくしっかりした考え。を意味します。

 

内省を行うことで、

 

・自分の勉強方法は正しいのか?

・勉強に対する姿勢はあっているのか?

 

を確認できるようになるため、失敗や後悔を避けることも出来ます。

 

経験を通して学ぶためには、以下のステップが欠かせません。

 

①経験する

②振り返る(内省)

③法則を見出す

④次の計画に活かす

 

効率の良い勉強法・良い参考書を使っても成績に反映されない人たちは、内省が出来ていない可能性が高いです。

内省って言われても、どうしたら良いのかわからないよ・・という人のために、内省の具体的な質問例をいくつか挙げていきます。

 

1.今の勉強からどのような知識やスキルを学んだか

2.どのような結果を、いつまでに出したいか

3.失敗してもチャレンジしてよかったことは何か

4.将来の夢を叶えるために、明日何を始めたらいいか

5.どのように成長していきたいか

6.どうして失敗したのか

 

他にもありますが、上記の質問を自分自身に問いかけてみてください。

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