何も考えないで勉強していると時間を浪費している可能性が高い
成績が伸びない原因はたくさんありますが、目的や理由を考えないで勉強していると、いくら勉強しても成績に反映されない場合が多いです。
目的や理由を聞かれると、大半の学生は受験のため。成績アップのため。と答える学生が多いです。
将来のために勉強していることは事実ですが、勉強をもっと効率よくやるための「目的や理由」に意識を向けていない学生が多いように感じます。
いくつか挙げますが
・答え合わせをするとき、赤ペンに持ち替えて正しい答えを書く目的は?
・何回も書く理由は?
・いらない紙に計算しているのに、消しゴム使って途中式を消す理由は?
etc
上記のような質問をされた時に、答えられない学生は成績が中々伸びません。
何故なら、勉強した気になっているだけで本当の勉強とは言えないからです。
極端なことを言いますが、成績が上がるなら赤ペンで直さなくても良いし、何回も書く必要もありません。
要するに、今やっていること(赤ペンで直す、何回も書く、消しゴムで何回も消すetc)が成績に反映されると思いますか?って自分自身に問いかけてみる必要があるかもしれません。
厳しい言い方になってしまいますが、勉強しているのに成績が上がらないのは「あなたのやり方は間違っている」と言われているのと同じだと思ってください。
しかし、成績が伸びない学生ほど間違ったやり方を改善しません。
勉強方法を変えない理由として考えられるのは、いつも通りのやり方だと安心できるからです。
コンフォートゾーン( comfort zone )と言って、不安やストレスが少なくて安心できる精神的な領域のことをコンフォートゾーンと言います。
このコンフォートゾーンから抜け出すと不安やストレスを感じてしまうため、いつまでも間違った勉強方法に固執してしまい成長が止まってしまうケースが多いように感じます。