受験に失敗しやすい家庭について

中3の夏休み後〜秋ににかけて入塾を検討する

受験に失敗するのは学生自身の努力不足もありますが、お金が掛かってしまう場合は親にも多少なりの責任があります。

よく失敗するパターンとして、夏休み後に入塾してくる学生です。夏休み終わりから受験本番まで半年間しかありません。

中学1年生〜中学3年生の9月くらいまで勉強してこなかったor勉強サボってきた学生が半年間の努力で結果を覆せるほど受験は簡単ではありません。

高校受験の場合だと、内申ランクがかなり重要になってきます。夏休み以降に入塾した場合、内申ランクをあげるのは不可能に近いです。

あげることができるのは入試の当日点だけです。なので、夏休み以降に入塾する場合、ワンランク上の高校に行きたい!と言っても、正直厳しいです。

現状行けそうな高校の合格率を少しあげるorワンランク下の高校に確実に行けるようにするくらいしかできません。

一番失敗するパターンが、学力ABCテストと定期テスト(11月)が終わった辺りに入塾してくる学生です。

11月となると、受験まで3ヶ月くらいしかありません。

中学3年間の勉強を3ヶ月で完成させるのは現実的に無理なので、現状維持orかなり頑張って少しだけ成績アップするくらいです。

そして、11月になると大手学習塾では冬期講習の申し込みが始まったりもします。

そこで、成績が悪いから冬期講習をたくさん受講させれば何とかなるだろうと思い、大手学習塾に何十万も講習代を払うご家庭がありますが、そこから挽回して良い結果を残せた!なんて話は耳にしたことがありません。

高校受験で志望校に合格したい!合格させたい!と思うのであれば、一日でも早く勉強する習慣を身につけることを強くオススメします。

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