英語で点数が取れるようになるまでの道のり
英語で点数が取れるようになるためには、単語・熟語の暗記、文法、長文読解、音読など総合的にやっていかなければなりません。
学校の定期テストだとテスト範囲がわかっているので、労力を掛けずに点数取れてしまうことがありますが、受験や資格試験などにも対応できる安定した実力を身につけたいのであれば、単語・熟語の暗記、文法、長文読解、音読やリスニングは必須になってきます。
学生の場合、英語だけ勉強していれば大丈夫!なんてことはないので、限られた時間でどれだけ効率の良い勉強ができるか?が重要になってきます。
効率の良し悪しは人によって変わってきますが、これだけは確実にやってはいけない勉強法というものが何個かあります。
そのやってはいけない勉強法を意識しながら、勉強を繰り返していくことで成績は確実にアップしていきます。
やってはいけない勉強法:書いて覚える
これは以前のブログにも散々書いてきたことですが、重要なので何回も書きます!
書いて覚えようとすることはメリットよりもデメリットの方が圧倒的に多いです。
デメリット①:時間がかかる
英単語を覚える時に、漢字と同じように5回〜10回書いて覚えようとする人がいますが非常に効率が悪いです。
単語だけを5〜10回書く場合、単語の文字数にもよりますが1分くらいは掛かります。1分くらいなら大丈夫!と思うかもしれませんが、1日単語を100個覚えようとなった時に、単純計算をすると100分掛かってしまいます。
現実的には英単語を100分書き続けることは不可能に近いので、50個できれば良いほうでしょう。さらに酷いことに集中力が切れてしまい50個暗記しようと頑張っても50個覚えれていない・・というパターンが多いように感じます。
そして、集中力が切れてしまったために他の勉強にも支障が出てしまう恐れがあります。
デメリット②:勉強した気になってしまう
手をたくさん動かすことで、適度な疲れが出てきてしまい何か勉強した気になってしまう可能性が高いです。
基本的に勉強とは出来ないところをできるようにする。覚えれていない単語や言葉があるなら暗記する。というのが勉強の基本です。
しかし、書いて覚えようとしている人は「わからない所をできるようにする」「覚えれていない単語や言葉を暗記する」よりも書くことに焦点が当たってしまい、本来の勉強の目的と外れてしまう可能性があります。
以上のことから書いて覚える勉強方法というのは、勉強の本質から逸脱してしまう可能性が高いと言えます。
英単語の暗記なら音読+高速周回
例えば、今週に単語のテストがあって、スペルもしっかり覚えていないといけない・・というなら、書いて覚えるのは良いです。
しかし、普段の勉強で単語の暗記をするなら音読+高速周回がオススメです。
これは個人的な感想なので、みんなに当てはまるかわかりませんが、発音がわかる単語と発音がわからない単語では覚える時間に差があるように感じます。
なので、英語が苦手な人は普段の勉強から音源の発音を聴きながら覚えるようにすると効率良く暗記できるかもしれません。
そして、スペル書けなきゃ不安・・という方もいますが、同じ英単語を20回30回、100回と発音して見ていくうちに音とスペルが一致する時がきます。
1つの英単語を声に出して読んだとしても数秒で終わります。5〜10回書くよりも20回30回音読した方が暗記という観点では確実に効率がいいです。
英単語の暗記する時に「絶対に覚えなきゃ!!」と考えながら取り組むより、何周もしていく中で覚えられる範囲で覚えよう!というスタンスで暗記するようにしましょう。