定期テスト、学力Cテストが終わった後について
中学3年生は定期テストと学力Cテストが終わって、テストが返却されたかと思います。
塾が行っているオリジナルテストを除けば、年内のテストは北海道学力コンクールテストが1回あるくらいです。
そして、年明けに学年末があり、私立、公立高校入試という流れになってきます。
テストがないと、自分の実力がどのくらいなのか?を知ることができずにモヤモヤしながら勉強することになります。
この時期にどのような勉強をしたら良いのか?について書いていきたいと思います。
定期テスト、学力Cテストも悪かった学生の場合
定期テストも学力テストも成績が良くなかった学生は、そもそも勉強していないことを自覚してください。
3年生の内容、1・2年生の復習も手付かずだと思われます。
このような学生は、学校の授業を優先しましょう。小テストや授業態度が悪いと成績(内申)が下がってしまう可能性があります。
学校の授業を聞いて、提出物や小テストでしっかり点数をとるようにしてください。
現状の学力によって多少の差はありますが、最低でも2時間以上は勉強するようにしましょう。
1時間は3年生の内容、後の1時間は1・2年生の復習に充てるだけで学力は変わってきます。
勉強する習慣がない人の特徴は、1日にまとめて長時間勉強しようとしている傾向があるように感じます。
よくある悪い例が「今日は5時間勉強する予定だったけど、5時間勉強できそうにないから今日はやらない・・」というパターンです。
勉強は全くやらないよりは10分でも20分でもやった方が良いです。
なので、長時間勉強しよう!ではなくて、とりあえず10分勉強してみる!という考えの方が確実に勉強できるようになります。
定期テストは良かったけど、学力Cテストが悪かった学生の場合
学校の定期テストが良かったけど、学力Cテストは悪かった。という学生は勉強時間が十分に確保できていない証拠です。
定期テストで良い点数を取れるということは、普段から勉強しているのは間違いないです。
しかし、学力テストになると、1・2年生の復習もしないと行けないので、勉強はしているけれど十分にできていない。という状況だと思います。
なので、このような学生は今の勉強時間にプラスαで1〜2時間を追加して、1・2年生の内容を復習するようにすると良いでしょう。
それが厳しい場合は、1・2年生の復習だけに時間を費やす曜日や時間設定をしてみると改善されるでしょう。
そして、時間に余裕があるなら過去問にもチャレンジしてみると自分の苦手分野を知ることができて、勉強の効率化を図れるようになります。
定期テストも学力Cテストも良かった学生に場合
どちらのテストも良かった場合、十分に勉強できている証拠です。
なので、入試の過去問や過去問に匹敵するレベルの問題を解いて、実践レベルの問題を解くことをオススメします。
ただ、闇雲に難しい問題ばかりを解いてもあまり意味ないので、入試の過去問を解いてみてそれに見合ったレベルの問題を解くようにすると効率良く勉強できます。
受験までの期間を苦手分野・苦手科目に時間を割くようにしておけば問題はないでしょう。