英検合格の鍵は語彙力!
どの級にも言えることですが、英検を最短で合格したい場合は語彙力を優先した方がいいです。
単語帳にどのくらい時間を費やせば良いのかは一人一人違いますが、3級のレベルを初めて勉強する場合なら最低でも30分〜60分くらい時間をかけた方がいいです。
昔から言われていることですが、最初の語彙問題で7、8割近く取れれば、合格できる実力は十分にあると言われています。
そして、単語帳を8、9割近く覚えると、長文問題でも躓くことなく理解できるようになってきます。
なので、何から勉強したら良いかわからない・・と嘆いている人は、旺文社から出版されている「パス単」やジャパンタイムズから出版されている「出る順で最短合格!単熟語EX」あたりを買って単語の暗記を重点的に勉強することをオススメします。
単語の次は文法を叩き込め!
英検3級は中学卒業レベルと言われています。なので、塾に通っている人であれば、中1〜中3の問題集に出ている文法をしっかり覚えておけば文法は十分です。
英検に中々合格しない人、英会話スクールに通っているけど英語の成績がパッとしない人に共通する点は「文法」です。
特に英会話スクールに通っている人に多く見られますが、英語は話せるし、何となく理解できるから大丈夫!と高を括って、文法を軽視している傾向があります。
しかし、英語の成績がいい人や英検1級とか取得している人たちの話を聞くと、文法はしっかりやったほうがいい!と口を揃えていっています。
実際に、僕自身も札幌に来て大人を対象としたスクールで英検対策を受講したことがありますが、そのスクールの先生にも文法はしっかりやった方がいいよ!と言われました。
英語に限らず、文法とは言語のルールです。スポーツに例えるとわかりやすいですが、ルールを無視したプレーは自己満足でしかありません。良い結果を出すためのプレーをしなければ勝利することはできません、
長文や作文は独学が厳しいので、添削してくれる人がいると心強い
学生が自分で長文の勉強すると、答えは合っているけど、どうしてそれが答えなのかわからない・・。間違っていたけど、どうして間違っているのかわからない・・。自分の和訳と模範解答の和訳が合っているのかわからない・・。なんてことが起きます。
そうなってしまうと、ただ何となく問題を解いて◯×をつけているだけになってしまいます。
そして、長文の勉強で一番怖いのは「フィーリング読み」です。フィーリング読みとは、自分の知っている単語や文法を繋ぎ合わせて、「何となくこんなこと書かれてるんだろうなぁ・・」と勝手に物語を作ってしまう読み方を言います。
本文には全然書かれていないのに、自分の頭の中でストーリーを勝手に作り出してしまい誤読に繋がるケースが非常に多いです。
単語や文法を勉強しているけど、長文問題になると点数が取れない人は、精読をしてくれる先生に指導してもらった方がいいです。
同様に英作文も自力で書かせると悲惨な文を書く学生が多いです。
英作文は単語、文法を総動員しなければいけないので、語彙力・文法が固まっていない状態で書いても稚拙な内容しか書けません。
なので、長文や英作文で点数を取れるようにするためにも、語彙力や文法の土台を固める必要性があるんです。
語彙力や文法の土台がしっかりしている人は英検以外のテストでも対応できるようになってきます。