受験に失敗する人の特徴について【成績編】(新中3生に向けて)

受験に失敗する学生に見られる傾向

今までの指導経験を通して、「この生徒は安心だなぁ〜」とか「この生徒は受験に苦労するだろうなぁ〜」というのが、感覚的にわかってきました。

この学生は受験で確実に失敗するだろう。もしくは、合格or不合格が50%くらいだな。と感じる学生の特徴について書いていきたいと思います。

受験に失敗する学生の特徴①:内申ランクが自分の実力だと勘違いしている

内申ランク=自分の実力」と勘違いしている学生は受験に失敗するケースが非常に多いです。

内申ランクは、「学校の先生に好かれているか?」「提出物を出しているか?」「授業をきちんと聞いているか?」「テストで良い点数を取れているか?」など評価基準が一本に定まっていない場合が多いです。

僕自身も高校の非常勤講師をしていて、生徒の成績をつける時は「普段から授業をしっかり聞いているか?」「真面目に取り組んでいるか?」のような数字では測れない部分も加味して成績をつけています。

普段から真面目な生徒には少し甘めに成績をつけてしまうし、授業サボるor授業中ボケ〜っとしている生徒には辛口につけています。

このように、成績はテストの点数だけではなく、日頃の授業態度なども含まれています。

 

高校受験は内申ランクが非常に重要になってきます。内申ランクで志望校を決める学生や親がほとんどですが、ランクを基準に考えていると、受験で失敗する可能性が十分出てくるので気をつけましょう。

なので、内申ランクはオマケ程度に考えておきましょう。

受験に失敗する学生の特徴②:学校のテストと模試の結果が乖離している

これも内申ランクと似たような話ですが、学校のテストでは400/500くらい取れているのに、模試になると半分程度しか取れていない学生も受験に失敗する場合が多いです。

厳しい言い方になりますが、学校のテストで良い点数取れて当たり前です。なぜなら、テスト範囲がしっかり書かれているからです。

学校のテストで良い点数が取れないのは、頭の良し悪しではなくてただの準備不足です。

自分の能力から逆算して、目標の点数までどのくらい努力が必要なのかざっくり計算できる人が高得点取れているだけです。

 

一方で、道コンのような模試は自分の実力が如実に現れます。

模試にもテスト範囲が存在しますが、学校のテスト範囲よりもかなり大雑把に書かれていて対策が難しいです。

なので、模試は日頃の努力を正しく数値化したものだと認識しても良いでしょう。

 

普通の人は都合の良いものだけを見て、都合悪いものに関しては蓋を閉じてしまう傾向があります。

なので、模試の結果が悪くて志望校を変えるべきなのに、学校のテストでは良い点数取れているから、「〇〇高校行きたい!」「◯◯大学行ける!」と錯覚していると受験で失敗する可能性が大です。

受験で失敗したくない人は学校の成績ではなく模試を基準に判断することをオススメします。

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