勉強できるようになるかどうかは親の意識も重要【受験まで51日】

高校受験に失敗する家庭によくあるパターン

様々な生徒を教えていて感じたことなので、このブログで書かれていることは100%正しいとは限りませんが、個人的に感じたことについて書いていきたいと思います。

受験に成功する家庭と失敗する家庭には「行動」と「意識」の違いに大きな隔たりがあると思います。

 

失敗パターン①:学校の成績=実力だと勘違いしている

受験に失敗するパターンに多く見られるケースとして、学校の成績=実力と勘違いしている家庭・学生が多いです。

これは、特に女の子に多い傾向ですが、学校の成績が良いのにも関わらず模試の結果があまりにも悪い・・ということはないでしょうか?

親は学校の成績を見て、これなら◯◯高校くらいには行けそう!!と勘違いして、息子・娘の勉強にあまり口出ししなくなってしまい、子供もそれに甘えて勉強しなくなるケースが多いように感じます。

正直に言いますが、学校の成績は勉強できるかどうか?という判断ではなく、「どれだけ良い子ちゃんか?」という判断基準だと認識した方がいいでしょう。

なので、学校で内申点(ランク)が良いけど、点数がパッとしない・・というのは、ただ学校で良い子ちゃんと認識されているだけです。

本気で勉強できるようにさせたいのであれば、学校で良い成績取って当たり前でしょ!?という感覚を、親ができるようにならないと、子供はいつまで経っても勉強できるようにならないと思ってください。

以前、学習塾でアルバイトしていた時に聞いた話なので、本当かどうかわかりませんが、中央区の中学校(柏中、伏見中など)では南高校行って当然だよね。月寒までレベル落としたらおしまいだよね。とか言っている人もいる。と聞いたことがあります。

この台詞を本当に言っているなら、清田区に住んでいる人の教育に対する熱量と中央区に住んでいる人の教育に対する熱量の違いを表していると思います。

まぁ端的に言ってしまうと、上には上がいる。ということです。清田中の狭いコミュニティーの中で上位を取っても中央区の生徒よりも出来ないなんてことは十分あり得ます。

学校の成績=実力と考えるのは、井の中の蛙と言えるでしょう。

失敗パターン②:親が勉強しないor出来ない

とても辛辣なことを書きますが、受験で失敗する家庭の親は勉強しないor出来ないケースが多いように感じます。

親が中学生の国語・数学・理科など勉強しろ!と言っている訳ではありません。

大人になっても学ぶことは沢山あるはずなのに、何も学ばないor学ぼうとしない親が子供の勉強にとやかく言っても響きません。

勉強にとやかく言ってくる親に対して、子供はきっとこう思っています。

 

「勉強が大事っていうけど、大人(親)は勉強していないじゃん・・」

 

最悪のケースは、子供が親に上記の内容を言うと、親が「俺たちは学生の頃にしっかりやってきたんだ」と威張ることです。

子供からしたら、親が学生時代にどれだけ勉強してきたのか?どれだけ大変だったか知る由もありません。

勉強が大事だよ!って子供に伝えたいのであれば、親が学ぶ姿勢を見せてあげる必要があるのではないでしょうか?

 

実際に、開成中学校に受かった学生から親は家でどんな感じなのか?を聞いた所、「読書が好きだから本を読んでいる。この間も本買ってきて読んでいた」と言っていました。

別の家庭では、「英検3級の勉強していて受かったから、今は準2級の勉強をしている」と言っている学生もいました。

受験に合格する家庭全てが勉強熱心という訳ではありませんが、受験に合格する理由があるんだなぁと感じました。

失敗パターン③:子供の成績や学力に興味がない

子供の成績や学力に興味がない家庭の子供も受験に失敗するケースが多いように感じます。

このような家庭では、塾や家庭教師などのサービスを利用している場合がありますが、塾や家庭教師の先生に丸投げしていることがよくあります。

塾に通っていたり、家庭教師の先生に指導してもらっているにも関わらず成績が上がらない。ということは何かしら原因があります。

その原因を知ろうとしないということは、親が塾や家庭教師の先生に任せれば何とかしれくれるだろう。といった他力本願な所があるように感じます。

その結果、受験真っ只中にも関わらず、親の都合で一緒に出かけたり、正月だから休んでも大丈夫でしょ。と休むことを促したりすることもあります。

受験するのは親ではないから、仕事が休みの時くらい家族団欒の時間を作っても良いじゃないか!と反論する人もいるかもしれませんが、子供が大事な時期なのに、自分勝手に振る舞うことは合格から遠ざけている行為だと自覚した方がいいでしょう。

クリスマス、正月、誕生日なんて毎年1回ある訳ですから、子供が受験生のときくらい、クリスマスや正月がなくても良いのではないでしょうか。

受験シーズンの1分、1時間、1日は、学生の今後の人生に大きく影響を与えると言っても過言ではありません。

 

大半の親は、金銭的な事情から、私立に行ってほしくないから塾や家庭教師をお願いしているケースが多いです。

しかし、受験シーズンの大事な時期に上記のような自分勝手な都合で出かけたり、休ませたりしていると、受験に失敗して私立に行ってしまう可能性が高まります。

子供の将来を本当に考えているのであれば、大人も我慢すべき所は我慢すべきです。

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