英語を苦手な科目になりがちな人の特徴
今の日本の英語教育を見ていると「話せる英語」「使える英語」に焦点が当たっているように思います。
英語の勉強をする目的は人それぞれなので、英語を話せるようになりたい!と考える人もいるでしょう。
「英語が話せるようになったらカッコいいだろうなぁ〜」とか「英語使えるようになったら将来、就ける職業の幅も広がるんだろうなぁ〜」と煌びやかなイメージを持っている人も多いでしょう。
しかし、英語を勉強し始めると、英単語の暗記や文法の暗記など無味乾燥した勉強に辟易して挫折する人も多いと聞きます。
それは、想像していたイメージと現実とのギャップによって生じる挫折だと個人的に考えています。
英語で挫折する人は「英語を使っている自分」「英語を話せている自分」を想像しますが、「英語を勉強している自分」まで想像できていないように感じます。
なので、英語を得意科目にしたい!と本気で思うのであれば、中学生・高校生の英語は楽しめる内容ではない!ということを頭に入れて置く必要があります。
中学や高校で習った内容をしっかり理解できるようになってからが、英語を楽しめるスタートラインだと個人的に思っています。
少しでも早くスタートラインに立てるように、やるべきことを何個か書いていきたいと思います。
単語帳1冊買ってきて、3ヶ月〜半年くらいで全部覚える
英語を得意科目にする為には、英単語をどれだけ覚えているか?が重要になってきます。
学校、塾、家庭教師などの授業では専ら英文法や長文がメインに指導されるかもしれませんが、英文法ばかりやっても英語はできるようになりません。
英単語を勉強する時の注意点ですが、英単語を書いて覚えようとするのはNGです。書いて覚えるくらいなら、CD等を使って音と一緒に覚えるようにした方が確実に暗記しやすいです。
そして、時間に余裕があるならCDの音源と一緒に発音を真似してみると、より効果的です。
英語の勉強は単語の勉強に始まって、単語の勉強で終わると言っても過言ではありません。実際に、僕自身も勉強するときは最低でも30分は英単語の勉強に時間を費やしています。
中学の英文法を軽視してはいけない
自分の英語力が伸びたなぁ〜と感じたのは、中学の英文法を8〜9割近く理解できるようになってからです。
札幌に引っ越してきて、家庭教師や塾講師をやるようになってから英語の勉強を本格的に勉強するようになりました。
最初は大学受験とかの難しめの参考書や問題集を解いていましたが、勉強していても身についている感覚はありませんでした。
しかし、中学生の文法をしっかりやっていると、文章もすんなり読めるようになってきました。現在、英検1級の勉強をしていますが、英検1級にも中学生レベルの英文法は普通に出てきます。
なので、中途半端に難しい問題をやるよりも、中学生で習う英文法をしっかり理解できるようにするのが圧倒的に効率が良いと感じます。
その他にもやるべきことはたくさんありますが、それは次回のブログに書こうと思います。