結果の出る勉強方法はある程度決まっている
よく勉強方法は人それぞれだ!なんて言っていますが、自分が経験してきた勉強方法や指導してきた生徒の勉強方法を見ていると、結果が出る人の勉強方法と結果が出ない人の勉強方法がなんとなくわかってきました。
これは結果が出なくて当然だよね・・という勉強方法について書いていきたいと思います。
残念な勉強方法①:優先順位を意識していない
実際に指導していた生徒がやっていた勉強方法ですが、英検まで2週間くらいなのに、中々覚えられない単語を書いて、発音して覚えようとしている生徒がいました。
どうしても覚えられないなら、書いたり発音したりするのは間違いではないです。
しかし、avenueとかaisleなど英検にあまり出てこないだろうなぁと思われる単語でも書いて、発音して覚えようとしていました。
正直、そんな単語覚えてる暇があるなら、もっと重要な単語を暗記すべきでしょ!と言いたくなってしまいました。
その生徒は、英検の過去問で語彙問題が14/20取れているかどうかです。
9割近く取れているなら、重要度の低い単語を暗記するのは悪いことではありません。しかし、優先順位を考えないで暗記しているようでは合格できるものもできないです。
以上のように、勉強はしているけど結果に繋がらない人の多くは優先順位を考えていないor優先順位を間違っている傾向にあります。
残念な勉強方法②:一度にあれもこれもやろうとする
上記の生徒にも当てはまっていましたが、英単語の暗記をするときは暗記だけに集中した方が良いです。
その生徒は、英単語の暗記をしながら、気になった単語を電子辞書で調べていました。
調べることはいいことですが、暗記する時間なのか調べる時間なのかをハッキリさせた方がいいでしょう。
英単語の暗記をするときは暗記だけに専念し、文法の勉強するときは文法に専念した方が確実に定着します。
残念な勉強方法③:目的意識がはっきりしていない
これは残念な勉強方法①、②の大本の原因だと思いますが、英単語の暗記をするのはなぜか?問題を解くのはなぜか?文法を勉強するのはなぜか?
そして、それらを勉強すると、どんなことができるようになるのか?何に役立つのか?を意識していない学生は成績の伸びが悪いように感じます。
目的意識をはっきりさせないと、時間だけが無駄に過ぎていき、勉強した割にはパッとしない・・なんてことに繋がってしまいます。
より短期間で結果を出したいなら
結論を言ってしまうと、短期間で結果を出したいなら、できる人の真似をすることが一番の近道です。
結果が出ている人を何人か選んで、その選んだ人の勉強方法、時間の使い方や考え方を学び、実践していく中で自分に「合っている」「合っていない」を選んで取り組んでいけばいいだけです。
できる人の真似をしているけど、結果に結びつかない人は参考にしている人のサンプルが少ないか、定着するまでやり込んでいない可能性があります。
結果を出している人たちの勉強方法を見ていると、大体同じような勉強方法に辿り着くことがわかると思います。