夏休み前半の勉強量・勉強の質は良かったか?
今、学習塾では夏期講習真っ只中だと思います。
道コンの結果が芳しくなかった人は、現状の勉強方法などを改善しなければ、成績アップは望めません。
勉強量の確保の仕方、勉強の質の改善について何点か書いていきたいと思います。
勉強量の確保について
大半の学生は夏休みは時間があるから、いつもより勉強時間を多く確保できるだろう!!と高を括っていると思いますが、時間がいつも以上にあるからこそ注意が必要です。
何故なら、時間が余っていると、先延ばし癖がついたり、後回しにしたりする可能性が出てくるからです。
「沢山、時間あるから昼から勉強しよう〜〜」と思っていると、一日中ダラダラして勉強に手がつかない・・なんてことが起こり得ます。
ダラダラ生活をした結果、「集中力が低下して勉強に身が入らない➡️成績が下がる➡️志望校を変える」なんて悪循環に陥ってしまいます。
特に夏期講習中は仲の良い友達と一緒にいる機会が増えるので、勉強よりも無駄話をしてしまう可能性が出てきます。
その結果、長時間塾に居たにも関わらず、成績がパッとしない・・という状況に陥ってしまいます。
勉強時間をしっかり確保したいなら、スマホを触る時間・友達との会話を減らしましょう。
わからない所を友達に聞く人もいるかもしれませんが、無駄話につながる可能性があるので、友達に聞くのは基本的にNGです。
勉強とは基本的に一人でやるものです。常にピリピリしながら勉強しろ!!というつもりはありませんが、本気で成績を上げたかったら、そのくらいの緊張感を持っていた方が良いでしょう。
今回の道コンで成績がパッとしなかった人は、真の勉強時間が確保できていない証拠です。
真の勉強時間=机に座っている勉強時間ー(ダラダラしている時間+集中できていない時間)です。
成績が良くない人は塾に長時間いても、真の勉強時間は塾にいる時間の半分以下だと認識した方が良いでしょう。
勉強の質の改善について
良い成績を取るためには、勉強の質も改善していく必要があります。
夏休みのように長時間勉強できる時期は、勉強の質を考慮しない学生が多いです。
何故なら、長時間勉強しているんだから、なんとかなるだろう!!と甘い考えになるからです。
「良い成績=真の勉強時間✖️勉強の質」
ということを頭に入れましょう。
では、どうしたら勉強の質を改善できるのか?
①アウトプットを意識する
②本番を意識する
③分析しながら勉強する
以上の3点を意識しながら、勉強していれば成績は改善されます。
成績がパッとしない人は、インプットばかりをしている傾向があります。
インプットはとても重要なことですが、①なぜインプット(暗記)する必要があるのか? ②その知識はテストで重要な知識か?を意識しながら、インプットする必要があります。
さらに、ある程度インプットできたら、何も見ないで思い出せるかテストする必要もあります。
何故なら、記憶の定着は思い出した回数が重要になってくるからです。
長時間頑張っているけど、成績が上がらない人の特徴として、本番を意識しないで勉強している人が多いです。
そして、本番を意識していない人は、テキストを1ページから丁寧にやっていく傾向があるように感じます。
その結果、「範囲が終わらない➡️全部解けない➡️点数上がらない」という悪循環に陥ります。
なので、軽く流すべき所は流して、じっくりやるべき所はじっくりやる。といった、メリハリをつけた勉強をしない限り、勉強の質は良くならないでしょう。
闇雲に勉強することは、ただの自己満足です。
どの科目にも言えますが、勉強する単元では、どのような問題が出題されるのか?どのような知識が必要なのか?を意識しながら勉強しましょう。
辛辣なことを書いてしまいますが、結果が伴わない勉強は時間の無駄使いです。
趣味で勉強しているなら、結果が伴わなくても全然OKです。しかし、志望校に合格したい!!勉強できるようになりたい!!と思っているのに、成績が上がらなかったら、虚しくなるだけです。
そうならないためにも、上記の内容を頭に入れながら勉強していく必要があります。