100回以上の挫折を覚悟すること
英検準1級のそもそものレベルは大学中級程度で、合格率は16.7%(社会人が約44%、大学生が24%、高校生が20%)と言われています。
数字的に見ると、高校生でも20%合格できてるじゃん!だったら、俺にも/私にも合格できるんじゃ!?なんて淡い期待を抱く学生がいますが、ほぼほぼ挫折して諦めるケースが多いです。
何故なら、英検準1級を目指す人は英検2級取得済みor英検2級に相当する実力を持っている人でさえ上記の合格率だからです。
そして、英検2級に合格するための語彙数は3,800〜5,100語程度に対して、英検準1級は7,500〜9,000語程度とされています。
単純に計算しても2倍近くの語彙数が要求されます。
なので、英検準1級を目指す人の大半は英単語の暗記量の多さで挫折します。
さらに、長文読解でも英文が難しい、解説の日本語訳を見ても理解が難しい、知識がないから英作文で何を書けば良いのかわからない、リスニングも聞き取れないetc
このように、英検準1級の取得までに非常に困難な道のりが続きます。
英検準1級に楽々合格してやるぞ!効率良く取得するぞ!なんて意気込んで勉強していたら、モチベーションが維持できなくて確実に挫折します。
本気で英検準1級の取得を考えているなら、挫折しても立ち直る姿勢、最低1年以上の勉強、勉強に対する謙虚さや貪欲さ等を持ち続けてコツコツ勉強できる人が合格できる資格だと考えておきましょう。
英検準1級以上は英語の勉強だけではダメ
英検準1級に合格するためには、純粋に英語の勉強だけではカバーできない場合があります。
英単語で、それ日本語ですら見たことないけど?というような意味を持った英単語に出会したり、長文の日本語訳を読んでも何言ってるか理解できなかったりなんてことが普通にあります。
さらに、英作文だと日本語ですら考えたことが無い内容が出題されることもあります。
なので、英検準1級に合格したいなら、英語の勉強のほかに日頃から新聞を読んだり、本を読んだりして知識や日本語の力を養っていくことも必要になってきます。
学生も社会人もそれぞれ忙しいと思いますが、1日30〜60分くらいは本を読んだり、新聞を読んだりする時間が欲しいです。
勉強に邪魔なものは捨てる
本気で英検準1級の取得を目指すなら、1分でも多く勉強に費やした方が良いです。
普段と同じような生活を続けて英検準1級の取得ができるなら全然良いですが、もし厳しそうと感じるなら、勉強以外の時間を削っていきましょう
スマホ、テレビ、遊ぶ時間、ダラダラしてる時間など、要らない時間を削って勉強するぞ!くらいの覚悟で勉強に挑む必要があります。