勉強に対する基準が違うのは当然
塾や家庭教師などから教わって成績が伸びる学生と伸びない学生がいます。
同じような授業を受けているのも関わらず、成績が伸びる学生と伸びない学生の違いはなんでしょうか?
「勉強量が違う」という根本的な原因があることはもちろんですが、勉強量以外にも影響していることがあります。
成績が伸びる学生と伸びない学生の違いは「GRIT(グリット)」があるかどうかも影響しているように感じます。
GRITとは
- Guts(度胸): 困難に立ち向かい、失敗を恐れない。
- Resilience(復元力): 挫折しても立ち直る。
- Initiative(自発性): 自分で目標を見つけ、動き出す。
- Tenacity(執念): 最後まであきらめずにやり遂げる。
これらの頭文字をとって、GRITと言います。
これは心理学者アンジェラ・ダックワースが提唱した「やり抜く力」で、成功するために最も必要な要素とされています。
成績が伸びる学生は、自分の目標に向かって継続的に努力しています。
一方で、成績で伸び悩んでいる学生は、1、2回挫折してしまうと、すぐに諦めてしまう傾向があるように感じます。
他にも成績に影響を及ぼす原因(家庭環境・教育格差・遺伝など)はあると思いますが、成績を伸ばすためには、正しい勉強方法を身につけ、目標に到達するまで諦めず継続できるかどうかだと思います。
作業興奮を理解しよう
GRITの重要性を理解したとしても、「じゃあ、早速やろう!」とはならないのが人間です。
なかなか作業や勉強が始められない学生は「作業興奮」という仕組みをうまく活用しましょう。
作業興奮とは、面倒で気が進まない作業でも、とにかく手を動かすことで次第に熱中し、やる気が高まっていく心理現象のことです。
これは脳の「側坐核(そくざかく)」が刺激され、ドーパミンが分泌される仕組みです。
「作業興奮」は5〜10分程度で効果が現れると言われています。
多くの学生が勘違いしていることかもしれませんが
誤)モチベーションUP➡️勉強できる
正)勉強する➡️モチベーションUP
これが正しい考え方です。
個人的にオススメしている方法ですが、1時間の中に必ず5〜10分1セットを入れることです。
1日の睡眠が8時間だったとしましょう。学校、部活、食事、トイレ、お風呂など合わせて10時間かかっても、1日6時間は自由に使える時間になります。
6時間もある!と考えてしまうと先延ばしになってしまうので、1時間6セットと考えてみましょう。
そうすると、1時間の中に5〜10分は必ず勉強する時間を作れば、最低でも5分×6セットで30分は勉強時間に充てることができます。
もし、5〜10分勉強してみてモチベーションが上がって、1時間〜2時間やっても良いですし、どうしても気が乗らないのであれば、5〜10分で区切っても大丈夫です。
5〜10分で辞めてしまった場合、また1時間後くらいに5〜10分勉強をしてみてください。
この繰り返しをすることで、最初は勉強に集中できなかったけど、2回目、3回目には集中して勉強に取り組めるようになるかもしれません。
1週間で1日だけ10時間勉強する学生よりも、毎日30分〜2時間コツコツ勉強する学生の方が成績は伸びやすいです。
モチベーションに頼った勉強ではなく、脳の仕組みをうまく活用して勉強するようにしましょう。
何事もとりあえず取り組んでみる。という姿勢が大事です。