南高校1年生が英検2級に合格!
今回も無料モニターの生徒が結果を出しました。
このブログに何回も書いていますが、結果が出る人と出ない人の決定的な差は「行動力」だと、今回の指導を通して再認識しました。
今回は「行動力」がどうして結果の良し悪しにつながっていくのか?を解説していきたいと思います。
行動力がない人の特徴
行動力がない人は、やるべきことを先延ばしにしたり、わからないところを放ったらかしにしたりする傾向があるように感じます。
その結果、提出物を出さない。テスト範囲の勉強が間に合わない。テスト直前になって勉強方法について聞いてくる。など、常に後手の動きになってしまいます。
なので、いつまで経っても成果が出ず、受験シーズンになって焦る学生が沢山います。
今までの指導経験(家庭教師、塾講師、非常勤講師)を通して、実際に結果が出なかった学生の行動パターンを挙げていきます。
①言われたこと(宿題など)をやらない
②何事も遅い
③勉強しなくても良い理由を探す
④主体性・積極性がない
⑤トレードオフということを理解していない
大雑把に分けると以上の5つが挙げられます。一つ一つ説明していきたいと思います。
①言われたことをやらない
これは説明するまでもないですが、成績を伸ばすために、塾や学校の先生から言われたことをやらないのは論外です。
塾や学校の先生が「◯◯やってね」「△△してきてね」と言う理由は、単純に大事だからです。小テスト、定期テスト、入試に出る可能性があるからです。成績に反映されるからです。
なので、「言われたことをやらない=成績ダウン」に繋がると考えて良いでしょう。
そして、塾や学校の先生も普通の人間です。頑張らない学生に時間を割くよりは頑張っている学生に力を注いだ方が楽しいと感じているかもしれません。
言われたことをやらないせいで、塾や学校の先生から無意識的に素っ気ない対応をされる事に繋がる可能性も出てきます。
言われたことをやるのは、お互いの信頼関係を構築する上で最も重要なことです。もし、素っ気ない対応をされていると感じるなら、言われたことをしっかりやるようにしましょう。
②何事も遅い
勉強に取り掛かるまでに時間がかかる。計算が遅い。など、行動の一つ一つが遅い人は成績がパッとしない傾向にあるように感じます。
ただ机に座って長時間勉強していれば、勝手に成績が上がる訳ではありません。
テストや入試には時間制限があります。限られた時間で素早く正確に解けた人が良い点数を取れます。
何事も遅い人は時間に対する考えが希薄なので、いつまで経ってもマイペースに進めてしまう傾向があります。
学校のテストや入試に求められるのは、時間内に終わらせる処理能力だと言うことを頭に入れながら勉強するようにしましょう。
③勉強しなくても良い理由を探す
結果が出ない人の多くは、これに当てはまっていると感じます。
「今日、病院行くので塾休みます。」➡️「病院終わった後に、塾にきて勉強できるのでは!?」
「親と出かける用事があるので塾休みます。」➡️「丸一日要する用事なんてないんだから、用事終わった後に塾にきて勉強すれば良くない!?」
「部活が忙しくて・・」➡️「部活後に来るか、朝に勉強するなど工夫できるのでは!?」
挙げたらキリが無いですが、以上のように塾を休む理由or勉強をしない理由を探しているようでは成績UPは無理です。
上記のことを受験生になってやっているようでは、志望校は確実に死亡校になってしまいます。
④主体性・積極性がない
わからないのに質問しない。行動に移せば人生が変わるかもしれないのに行動に移さない。言われたことしかやらない。という学生も結果が出ないように思われます。
結果に繋がらない原因はいつもと同じ行動をとっているからです。少しでも結果を変えたいのであれば、いつもと違うことをする必要があります。
例えば、1日の勉強時間を増やす。自分の勉強方法を定期的に改善する。といったように、自ら考えて行動に移せるようにならない限り、何も改善することはできません。
⑤トレードオフということを理解していない
トレードオフとは、何かを得るために何かを犠牲にする。といった考え方です。
勉強で良い結果を出したいのであれば、スマホを触る時間、テレビを見る時間、友達と遊ぶ時間、家族と過ごす時間を代償にする必要があります。
今まで通り生活をして、同じ勉強量で成績アップできれば良いですが、大半の人は不可能に近いです。
なので、何かを犠牲にすることによって、勉強時間に割いた結果として成績アップに繋がります。
本気で成績アップを目指しているなら、何かを捨てる覚悟を持ちましょう。