他責思考がある人は報われない
勉強に限らず人生にも言えることですが、他責思考(なんでも他人のせいにする)する人は何やっても上手く行きません。
なぜ、他人のせいにすると上手く行かないのか?
その理由は、自分の非を認めないから成長出来ない。これに尽きると思います。
具体例をいくつか挙げると
「学校の先生の指導の仕方が悪いから成績が悪い!!」
「塾に行けないから勉強出来ない!!」
「塾の指導の仕方が悪いからだ!!」
以上のように、他人のせいにしたことがあると思います。他人のせいにしたい気持ちは十分理解できますが、文句を言ったところで成績が上がるでしょうか?結果が良くなるでしょうか?
そんなの考えるまでもないでしょ!!と思うかもしれませんが、実際に他責思考の方が沢山います。
この他責思考を持つ人の背景(内心思っていること)は「俺は/私は努力しないけど、良い教材/塾/予備校だから楽に成績上げてくれるんでしょ?」
という考えを持っているように思われます。
汚い言い方をしてしまうと、俺は/私は一切努力しないからお前がなんとかしろ!!と言っているようなものです。
このような考えで勉強が出来るようになるでしょうか?結果を残せるようになるでしょうか?
どうしたら成長できるのか?
「他責思考を持っているなぁ」と自覚を持つことが出来れば、悪循環から脱却することが出来るでしょう。
自分自身の経験を書きますが、札幌に来てから英検準1級取得をしました。大通にある大人対象の資格試験対策をしてくれるスクールがあったので、そこに数年通っていました。
その当時の自分は愚かで未熟だったため、「英検準1級の対策してくれるなら、楽に合格できる方法を教えてくれよ!!こっちは金払っているんだからさ!!」と思っていました。
英検準1級に数回落ちて「ここに通っても準1級受からないから辞めよう!」と思い、そこのスクールを辞めました。
とある時に「これって自分が努力したくないから、他人にもっともらしい事を言って責任を押し付けているだけじゃ・・」と気付くことが出来ました。
「他人を責めるほど、自分は努力してきたのか?単語帳や文法を完璧に覚えたか?毎日欠かさず勉強していたか?」と過去の自分を振り返ってみたところ、大して勉強していないことに気付きました。
それに気付くことが出来てから、勉強が出来るようになったと感じています。そして、準1級も合格できました。
他責思考があったときの自分と自責思考になった自分を比べると、吸収力や集中力、勉強の向き合い方が良い方向に変わっていると感じます。
自分の経験も踏まえて言いますが、他人が自分の人生を良くしてくれることはありません。自分が行動したから良い人生・良い結果がついてくる。ということを頭の片隅に置きながら、努力をして行ってください。