三角形の面積を求める公式を言えない学生が増加中!?

三角形の面積を求める公式を言えない学生が増えています。

家庭教師や塾での指導を10年以上経験ありますが、三角形の面積を求める公式を言えない学生が年々増加しているように感じます。

一昔前までは、不登校気味だった学生や5教科の合計が150点のような学生以外は皆答えられていました。

かなり厳しい言い方になりますが、少し勉強できなくても三角形の面積を求める公式くらいは誰でも知っていて当然だよね?程度の知識でした。

しかし、最近だと5教科合わせて250点以上取れている学生でも三角形の面積の公式が言えない学生も増えているように感じます。

一応、三角形の面積を求める公式は小学5年生で習います。

公式を覚えていなかったら、そのとき覚えれば良いじゃん!と思うかもしれませんが、三角形の面積を求める公式を覚えていないことが問題ではないです。

一番言いたいことは、小学生のときに習った内容を知らないor覚えていない学生ほど中学高校の勉強で伸び悩んでいる傾向にあります。

加えて、分数の計算も怪しい中学生が多くなってきています。

三角形の面積を求める公式がパッと出てこない、分数の足し算、引き算、掛け算、割り算のやり方がうろ覚えな学生ほど、中学高校での数学で苦労している印象です。

数学は確かに難しい科目かもしれませんが、中学生で習う科目の中では一番成績を伸ばしやすい科目だと思います。

何故なら、数学は社会や英単語のように暗記するものが圧倒的に少ないです。さらに、国語や理科の実験問題のように長い文章を読まされることもありません。

ある程度、パターンを知ってしまえば誰でも点数を伸ばせる科目だと思いますが、小学校で習う基礎的な内容すら出来ていないせいで、一生懸命勉強しても成績が伸びない学生が増えている傾向にあります。

小学校の勉強はとても重要

中学受験する小学生以外の学生にとって小学校の成績はあまり意味がないかもしれませんが、中学に上がってからの勉強の理解度に大きく関わってきます。

中学生になってたくさん勉強しても成績が上がらない学生は、スタートラインがマイナスから始まっていると考えるとわかりやすいと思います。

小学校の勉強を疎かにしてきたせいで、−100くらいからスタートして、一生懸命勉強して−20くらいまで上げることができますが、結局はプラスになってないので、中々成績に反映されていない状態だと思います。

マイナスの状態からプラスに持っていくには、本人が思っている以上に大変です。

この段階を乗り越えることができれば勉強は楽になるんですが、大半の学生は途中で諦めてしまいます。

もし、小学生のお子さんがいる方は、小学校での授業をしっかりついていけているか確認しておいた方がいいかもしれません。

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