解き直しをしよう
テストが終わり、一息ついている頃だと思います。
今回、成績アップした人もダウンした人もいるかもしれません。
テストの結果はテストまでのプロセス(過程)で決まります。
今回のテストで成績アップした人は、プロセス(過程)が良かったから、成績が伸びたと言えるでしょう。
一方で、成績が下がってしまった人は、プロセス(過程)が悪かったのではないでしょうか。
出てしまった結果について考えてもどうしようもないので、学年末テストが終わった後にすべきことを具体的に書いて行きたいと思います。
テスト後にやるべきこと①:解き直し
テストで重要なことは、何点取れたか?ではなく、何点落としてしまったのか?です。
点数が上がって喜んでいるようでは駄目です。
点数上がったんだから喜んでもいいじゃん!!と反論してくる人もいるかもしれませんが、点数が上がったのは本人の努力だけではなく、テストの難易度なども関係してきます。
今回は、偶然にも簡単なテストだったかもしれません。
簡単なテストで点数は取れるけど、難しくなると全く点数取れません・・では本当の実力とは言えません。
本当に勉強できる人は、どんな問題が出題されても点数を取ります。
そんな揺るぎない実力を身につけたい!!と思う人は、しっかり解き直しをしてください。
そして、点数を落としたところは、自分の知識不足・準備不足だと認識をした上で、今後のテストで同じ過ちを犯さないようにするためには、準備期間・取り組み方・勉強の方法を考え直す必要があります。
テスト後にやるべきこと②:時間の使い方の見直し
良い点数を取れたのは何故か?悪い点数を取ってしまったのは何故か?を振り返らないと、今後大きく成績アップすることは不可能です。
極論を行ってしまうと、悪い点数を取ってしまったのは準備不足です。
準備不足と聞くと、もっと前から勉強した方がいいのかなぁ〜。なんて思うかもしれません。
確かに早く準備するに越した事はないのですが、2,3ヶ月前からテスト勉強するぞ!!という気にはなれないでしょう。
では、どうしたらこのような準備不足を解消できるのか?
友達とおしゃべりをしている時間、集中していない時間、家でダラダラしている時間、スマホを触っている時間に着目しましょう。
以上のように、ほとんどの人は気付かずに無駄な時間を過ごしています。
400点以上点数を取りたい!!という人は、時間の浪費を減らす努力をしましょう。
時間を浪費している自覚がない場合、勉強していない時間をストップウォッチを使って測るといいでしょう。
テスト後にやるべきこと③:勉強方法の見直し
テストで高得点を取るためには、勉強時間だけではなく、勉強の効率の良し悪しも関係してきます。
今回、高得点取れた科目は同じ勉強方法を継続するようにしてください。
しかし、テストの点数がパッとしない科目は改善が必要になってきます。
勉強方法の改善と言っても、色々あります。何点か紹介して行きたいと思います。
勉強方法の改善について①:適切な手順で勉強をしているか?
闇雲に勉強しても、良い結果に繋がるわけではありません。
学校のテストで高得点を取りたい場合は、段階的に勉強する必要があります。
①教科書・ワークに出てくる基礎レベルの問題をきちんと解けるようにする
②ノートやプリントを確認する
③ワークの応用問題を解けるようにする
④塾の教材や市販されている教材の問題を解く
⑤①〜④を繰り返し行う(最低でも3回くらい)
上記の手順で勉強すれば、400点くらいは十分に取ることが可能です。
もし、この通りに勉強しても成果がでない場合は形だけの勉強になっている可能性があります。
勉強方法の改善について②:時間を意識しているか?
テスト勉強で重要なことは「時間」を意識することです。
テスト何日前に勉強を開始するのか?
1教科にどれだけ時間を費やすのか?
1ページ終わらせるのに何分かかるのか?
1問解くのにどのくらい掛かるのか?
テスト中に見直しするための時間を確保するために、何分でテストを終わらせたらいいのか?
何するにしても「時間」が関係してきます。
高得点取れている人が全員時間を意識している訳ではありませんが、高得点を取る人たちは時間に余裕があるように感じます。
最初の方にも書きましたが、テストの結果はテストまでのプロセス(過程)が重要です。
今回のテスト結果が良かった人も悪かった人も、11月と2月のテストまでのプロセス(過程)・時間を比べてみてください。
学年末で良い結果を出せた人は、11月のテストよりも早く勉強を始めたのではないでしょうか?
勉強方法の改善について③:集中できる時間や場所を把握しているか?
テスト勉強中にやってはいけない事は、ダラダラ勉強することです。
集中していない勉強ほど無駄なものはありません。
テスト期間中は長時間勉強する必要性がありますが、どうしても集中できない場合は、その日の勉強を辞める。という決断も必要になってきます。
テスト期間中に勉強を辞めると不安・・という人も多いですが、集中できない状態で勉強しても、今日も頑張った!!という自己満足感しか得られません。
何も出来るようになっていないのにも関わらず達成感を得てしまうと、テストの結果が悪かった場合、精神的に大きなダメージを負ってしまいます。
「あれだけ勉強したのに、これだけしか点数取れなかった・・」なんて、ショックを受けた経験があると思います。
この原因は、集中せずに勉強をしていた結果と考えられます。
自分の集中できる時間や場所を考えて勉強できるようになると、短時間で効率良く勉強できるようになってきます。
どうしても集中できない場合は、家や塾だけではなく、図書館やスタバなど有効活用してみるのも良いでしょう(※迷惑にならない程度に)