勉強中のスマホ
短期間で結果を出すために辞めるべきことは、勉強中にスマホ・タブレットを触ることです。
現代では、スマホが無くてはならないアイテムになっていますが、勉強するときにスマホを身近に置いていると集中力が大幅に低下すると言う研究結果も出ています。
割と最近の研究結果だと、以下のことがわかっています。
長時間のスマホの使用で2時間以上の勉強の効果がなくなる。
と言うことがわかっているそうです。
その他にも
・1日1時間以上スマホを使っている人は、どんどん成績が下がっていった
・元々、成績が良い人もスマホを使うことで成績がダウンしていった
・スマホを1時間未満の使用に抑えた場合、成績が上がっていった
この研究結果を見て、どう感じるでしょうか?
大半の保護者は、子どもが心配だからスマホを持たせている。と言いますが、スマホを持たせておけば大人しくしてくれるから楽だ!!って気持ちもあるのではないでしょうか?
成績を下げる原因を作っているのは、学生自身だけではなく、保護者にも原因があると言えるでしょう。
iPhoneを世の中に広めたスティーブ・ジョブズの話ですが、スティーブ・ジョブズは家庭内でのスマホやiPadなどの使用を厳しく制限していた。と言う話は有名でしょう。
その他にもビルゲイツも14歳になるまで携帯電話を与えず、夕食時には携帯電話を取り上げていたそうです。
皮肉な話ですが、テック業界の有力者の間では厳しい制限をしている。と言うことがわかっています。
話が少し脱線してしまいましたが、勉強中にスマホを使うと、かなりの弊害が生じることがわかってきています。
本気で成績を伸ばしてほしい!!と思うのであれば、スマホを解約するか、おじいちゃん/おばあちゃんが使うような携帯電話にするべきでしょう。
解約すべきだ!!というと、子どもに何かあったときどうするんだ!!という反論がきますが、すぐに親に電話を掛けないといけない用事はあるでしょうか?事件があるでしょうか?
まともな日常生活を営んでいたら、緊急を要することなんて99%ありません。
また、スマホを持っていないと、虐められる・仲間外れにされる。という理由でスマホを持たせるご家庭もありますが、スマホを持っていないで仲間外れにされる程度の友情なら、どのみち友情関係は長続きしないでしょう。
それでも子どもに、スマホやタブレットを与えますか?
勉強中の雑談
勉強中に友達と会話することもあると思いますが、勉強中に雑談はしない方がいいです。
人によって集中できる時間帯や持続時間が違うので、雑談をすることでお互いに集中力が切れてしまいます。
その結果、机に座っている時間は長いけど、大して勉強していない・・なんて状態に陥ってしまいます。
人間は自分の都合の良いように物事を判断する傾向があります。
今日は塾で3時間勉強頑張ったから、家で勉強しなくていいやぁ!!(実際には、友達と雑談して2時間も集中していないにもかかわらず・・)
以上のようなことが起こる可能性があるので、勉強中の雑談はやめるようにしましょう。
勉強のことに関して気になるのであれば、学校の先生や塾の先生に聞いた方がいいでしょう。
友達に勉強のことを聞いてもいいですが、大半の学生はその後に勉強とは関係ない話をしてしまいがちです。
なので、勉強中の雑談は百害あって一利なしだと思ってください。
勉強中の音楽
音楽を聴きながら勉強している学生もいるかもしれませんが、勉強中に音楽を聴くことはNGです。
音楽を聴きながら勉強すると、テンション上がって捗るんだよね!!という学生がいますが、テンションが上がるということは音楽に集中している証拠です。
その結果、勉強している「つもり」状態に陥ってしまい、テストの結果が悪い・・なんてことが起こります。
どうしても音楽を聴きたい場合は、勉強を始める前、休憩中など勉強していない時間帯にすべきです。
人間はマルチタスク(1回で色々なことを行う)は出来ない。という研究結果も出ています。
マルチタスクをやっている人は1回で色々なことができている気がしているだけです。マルチタスクをしていると、1つの作業に時間が余分に掛かってしまい、終わらせるのが遅くなる可能性も出てきます。
どうしても音楽を聴きながら勉強したい場合は「漢字や英単語を5回ずつ書く」のような作業プリントをやっている時にしましょう。