暗記科目を重点的にやろう
期末テストの範囲くらいなら、1週間前くらいから始めても十分間に合います。
以前のブログにも書きましたが、暗記系科目を重点的に勉強するのは基本NGです。
なぜなら、1ヶ月前くらいに暗記系科目を勉強しても、1週間くらい勉強しなかったら、忘れてしまう可能性があるからです。
1週間前になってから、社会の◯◯忘れちゃった・・もう一回復習しないと!!ってなってしまうと、数学や英語の範囲が終わらなくて、数学や英語もボロボロ・・社会も中途半端な結果だった・・なんてことが起きます。
実際に、指導してきた生徒の中にもいました。このブログを読んでいる人は、同じようにならないように気をつけてください。
なので、そろそろ暗記系科目の勉強をしましょう。
テスト直前で成績が伸びる人の特徴
テスト直前で成績が伸びる人の特徴をいくつか挙げていきたいと思います。
①最後まで諦めないで勉強できる
②科目ごとにやるべきことを把握している
③得意分野・苦手分野を把握して、優先順位をつけて勉強している。
④「勉強は楽しい」と思いながら勉強できている
②と③は少しかぶっていますが、成績を伸ばしている人たちは、上記のことをできています。
①〜④の特徴を持っている人の成績が上がる理由を1つ1つ書いていきたいと思います。
①最後まで諦めないで勉強できる
これは説明しなくても大丈夫だと思いますが、勉強は1日、2日勉強したところで成績が上がる訳ではありません。
成績を伸ばせる人は、継続していかないと成績は伸びない。ということをわかっています。なので、最後のギリギリまで勉強をして良い結果を出しています。
一方で、結果が出ない人は非常に勿体無いことをしている可能性があります。
もう少し勉強すれば、成績が上がるかもしれない。という所で勉強を辞めてしまっている可能性が高いからです。
勉強したての頃は成績が上がらなくても当然なんだ!!というのが理解できるようになると、勉強に前向きに取り組むことができるようになります。
②科目ごとにやるべきことを把握している
結果が出ている人は、各科目で何を勉強すべきか?を把握しながら勉強している傾向があります。
数学だったら一次関数の応用問題をやる。英語は単語が覚えれていないから英単語の暗記をする。のようにすべきことを把握した上で勉強している人は伸びる傾向があります。
一方で、結果が出ない人は闇雲に勉強している傾向があります。
闇雲に勉強している人が成績に反映されない理由は無駄な勉強しているからです。
勉強が苦手な人は、自分の出来る所しか勉強しない傾向があるので、できる所を何回勉強しても成績が上がるはずがありません。
何回も書いていますが、勉強とはできない所を出来るようにすることが勉強だということに気がつかないと成績は上がりません。
なので、科目別にやるべきことを把握している人は、無駄な勉強をしないので成績アップに繋がります。
③得意分野・苦手分野を把握して、優先順位をつけて勉強している。
これは②と少しかぶってしまいますが、勉強出来る人たちは、具体的にどこが苦手なのか?どこが理解できているのか?を把握している傾向があります。
例えば、数学の一次関数は大体6〜7割くらいしかできていないなぁ・・英語の不定詞が全然できていないなぁ・・など、自分がどの程度出来ていているのか。を理解しながら勉強できる人は成績アップする可能性が高いです。
そして、英語の不定詞は苦手な単元だから、先に勉強しよう!!得意科目は1週間前に総復習すれば間に合いそうだな。と優先順位をつけながら勉強できる人も成績が上がりやすいです。
しかし、計画通りに行かないと失敗してしまう恐れが・・
一方で優先順位を意識しないで勉強している人たちは、気分で勉強しているので、定着具合にムラがあります。
その結果、一生懸命勉強したけれど成績が芳しくない・・という結果になってしまいます。
まずは、何が出来て何が出来ないのか?を把握するようにしましょう。
④「勉強は楽しい」と思いながら勉強できている
成績が良い人は勉強が「楽しい」と思いながら勉強している節があります。
人によって「楽しい」が違うかもしれませんが、「出来る=楽しい」と感じている学生は成績アップする可能性は高いです。
その結果、勉強に対する嫌悪感が薄れて努力することが次第に楽しくなっていけば、受験でも成功する確率が高くなります。
しかし、「勉強=辛い」と考えている人は、長時間勉強しても成績が上がらない傾向があります。
一生懸命に勉強をしても、脳が拒否反応を示しているので、吸収できるものも吸収できなくなっています。
なので、勉強に対して苦手意識が強い人は負のループに陥ってしまう可能性があります。
勉強嫌いだけどやらなきゃ・・→結果が出ない・・→やっぱり勉強ってつまらない・・→勉強しなくなる
という最悪の状況に陥ってしまう恐れがあります。
そうならないためにも、1教科でも得意科目を作ることをオススメします。
1科目でも楽しいと思える教科があって点数に反映されると、勉強に対して前向きな気持ちになって、他の科目にも力を入れよう!!という気持ちになれます。