受験に向けて戦略を考えよう
10月に入って、数日が経ちました。朝晩が寒くなってきて、いよいよ秋だなぁ・・と感じます。
受験まで147日となりました。この数字を見て、どう感じるでしょうか?
まだ147日もある!!
もう147日しかない・・・
ウィズダムでも毎年、受験生の指導をしていますが、清田中の先輩は「早くやっておけばよかった・・もう少し早くやっていれば、ワンランク上の高校に行けたかもしれない・・」と言っています。
早い中から対策しておきなさい!!と言っても、早くやっておけば・・という生徒が必ず出てきます。
そうならないためにも、今から受験に向けて戦略を立てて行きましょう。
戦略と言っても何をしたら良いかわからない・・という人向けに戦略の立て方を書いていこうと思います。
戦略の立て方①:志望校と自分のレベルのギャップを知る
まず最初にやって貰いたい事は、志望校と自分のレベルのギャップを知るところから始めてください。
塾に行っている人であれば、道コンなど受けていると思うので、道コンの結果を参考にしても大丈夫です。
道コンの結果を見て、ランクは足りているか?点数は足りているか?を確認してください。
それから、具体的なプランを考えて行きましょう。
戦略の立て方②:志望校までに何点UPすれば良いのか?を考える
高校受験で必要なのはランクと当日点です。
ランクは学校の授業態度、提出物、小テスト、定期テストの結果、学校の先生に好かれているかどうか。で決まってきます。
ランクは大幅に上げることが出来ないので、どのように点数UPできるのか?を考えて行きましょう。
合格に必要な考え方ですが、合格点を取ってしまえば勝ち!!ということです。
受験生の多くは、苦手な科目でも点数を取れるようにしなきゃ・・と考えがちです。
確かに、苦手科目でも点数を取れるようにした方が良いですが、ランクや志望校のレベルによっては、苦手科目はあまり勉強しなくても良い可能性もあります。
例えば、志望校の合格点が350点(各100点満点)だったとしましょう。
皆さんは、350点も取らなきゃ行けない・・と考えてしまうかもしれませんが、僕だと150点落としても良い!!と考えます。
150点落としても良い=1教科0点でもOKということです。(極論ですが)
実際問題、0点はあり得ないので、苦手科目だったら50点いけば良いほうでしょう。
◯◯点落としても良い。という考えをもとに、今の自分の志望校合格までに、どの科目をどれくらい上げないと行けないのか?を考えてください。
逆算をすることができれば、あとは1日の勉強量や優先順位がわかります。
戦略の立て方③:集中力を維持しやすいように工夫する
志望校と自分のレベルのギャップを知って、何点伸ばさないと行けないのか?を逆算できたら、あとは具体的な勉強の戦略になってきます。
少しでも多く点数を取れるようにするためには、1分でも多く勉強できるようにした方が良いです。
どうしたら、勉強を少しでも長くできるようになるのか?
その工夫の仕方も書いて行きます。
工夫①:得意科目から勉強してエンジンをかける
学生のほとんどが勉強したくないと思います。しかし、受験があるから嫌々だけど勉強している。という状況だと思います。
嫌々勉強していると、長時間集中する事が厳しいので、まずは得意科目から勉強することをオススメしています。
そして、得意科目→苦手科目→暗記系→得意科目→苦手科目→暗記系など、勉強する科目をコロコロ変えた方が長時間集中しやすいです。
工夫②:ポモドーロタイマーを使う
ブログには何回か紹介していますが、ポモドーロタイマーという、25分×5分(25分勉強、5分休憩)という勉強方法をオススメしています。
勉強が苦手な人でも25分なら集中できると思います。
なので、25分勉強して、5分休憩を1セットとして考えれば、1日3〜5セットくらい出来ると思います。
3セットだと、75分です。5セットできると、125分にもなります。
1日3時間勉強しよう!!と考えると大変ですが、25分を1セットと考えると、3時間は楽々できそうです。
戦略を立てて実行できる人が勝負に勝つ
受験は、ただ勉強していれば合格するわけではありません。
戦略をしっかり立てて、どのように対策を講じていくのか?が重要になってきます。
以上に書いた戦略の立て方を参考にしてください。
次回は、科目事にどのような勉強をしていけば良いのか?を書いて行きたいと思います。