復習にこそ時間を費やすべき
勉強していても成績が上がらないのは、勉強の効率が悪いから?勉強時間が足りないから?
もちろん、勉強の効率の良さ、勉強時間も大事ですが、成績が上がらない人ほど復習をしていません。
復習しない人の口癖は「復習つまんない」「復習の仕方がわからない」です。
このような事を言う人は勉強とは何なのか?を理解できていない証拠です。
出来ない所を出来るようにするのが勉強です。
数学の難しい問題を解く、英語の長文を読む、過去問を解くことだけが勉強ではありません。
ただ闇雲に問題を解いたり、暗記したりするだけでは意味がありません。
復習で何をしたら良いのかわからない・・と言う人に向けて、復習の手順を書きます。
手順① 自分ができる所と出来ない所を把握する
まずは、何が出来て何が出来ないのか?を知る必要があります。そのために問題集を解くことをオススメしています。
そして、出来ない所にチェックしましょう。
その後、解説を読んで、何が足りなかったのか確認してください。
手順② 解き直しをする
解説を読んで、自分に足りない所を確認したら、もう一度何も見ないで解いてください。
それで、解けたなら忘れないようにしましょう。
手順③ 時間を空けて解いてみる
人間は忘れる生き物です。解き直しをしたときは出来ていたけど、時間を空けたら忘れている・・なんてことは往々にしてあることです。
頭が悪いから忘れるのではなく、脳の構造上の問題です。
だから、忘れないためにも繰り返し復習が必要になってきます。
手順④ 無意識でも解けるように繰り返す
忘れないように復習することも大事ですが、公式って何だったけなぁ・・。この問題解いたことあったけどなぁ・・。なんて状態では、テストで点数が取れません。
テストで点数を取れるようにするためには、無意識で解けるまでやり込むことです。
以下のような人は要注意
これは高校生に多いように感じますが、数学で応用問題が解けるとテンション上がって、やったぁ!!解けた!!と喜ぶ人がいます。
このような学生は要注意です。
なぜなら、「難しい問題を解くこと=勉強」とは限らないからです。
難関大学を志望する人は応用問題を解けるようになる必要がありますが、そうでない人は解く必要がないです。
進学校なら、応用問題を解けるようにしないといけませんが、自称進学校レベルのテストで応用問題が頻繁に出てくるわけではありません。
自称進学校レベルのテストで良い点数を取りたかったら、教科書、ワーク、プリントだけやっていれば十分に点数取れます。
それにも関わらず、無理して青チャートを解いて自己満足に浸って、成績がパッとしない人は滑稽極まりないです・・
このような学生は分析力が足りないから、いつまで経っても成績が上がりません。
最悪、成績が下がる可能性も十分あります。
まずは相手を知ることが大事
何事もそうですが、まずは相手(志望校レベル、テストの難易度など)を知る所から始まります。
何も知らないのに、青チャートを解いたり、レベル高い問題集に手を出すのは無意味です。
本気で成績を上げたいなら、以下を頭に入れながら勉強すべきですべきでしょう。
①自分の目指すレベルはどこなのか?
②目標と自分の距離がどのくらいあるのか?
③目標に到達するために、どのくらい勉強したら良いのか?
④具体的なプランを立てる
これが出来ていない人は空回りする可能性が高いです。
もう一度、自分の置かれている立場を考えて、勉強プランを立てましょう。