中学3年生の皆さん、学力Aテストお疲れ様でした。
結果がどうあれ、学力テストお疲れ様でした。
明日から、テストが返却されると思います。そこで、良い点数を取れていたら良いですが、結果が悪かった場合は何かしら対策をしていかないといけません。
コロナの影響で、勉強時間が増えたから成績も必然と上がるとは限りません。
今まで、塾や家庭教師を利用したことない学生は、勉強の仕方やコツがわからないから、漠然と勉強している可能性があります。
その結果、勉強はしているけど、成績に繋がらない・・という状況になってしまいます。
成績を伸ばすためには、
質×量=結果
ということを頭に入れて置かなければいけません。
いくら勉強時間を確保出来ていても勉強の質が悪かったら、成績が上がりません。
逆も然りで、質が良くても量が足りていなければ、成績が上がりません。
学生の多くは、コロナの影響で時間を確保出来るようになっているので、あとは質を改善していくだけです。
勉強の質は、自分一人の力で改善するのが厳しいです。
なぜなら、自分で勉強の質を改善できているのであれば、良い成績を取っているからです。
自分で勉強の質を改善できないなら、思い切って外部の力(塾、家庭教師など)を使うのも有りだと思います。
志望校や目標によっては必要ないかもしれませんが、勉強のコツを掴むことが出来れば、今後の人生にも活用できます。
勉強って結局〇〇でしょ!!って気が付くことが出来れば、これからの成績もよくなって志望校に行ける可能性も高まります。
コツを掴むためには、分析力が大事
このブログにも何回も書いていますが、「勉強のコツ=分析力」だと思います。
数学の一次関数にはどのような問題の種類があるのか?どのような公式を使えば解けるのか?
英語の現在完了の3つの使い方(経験用法・完了用法・継続用法)はどのように判断すれば良いのか?
理科の分解にはどんな方法があるのか?どんな物質が使われているのか?
以上のようなことを考えながら勉強することが出来れば、勉強のコツが掴めてきている証拠です。
あとはテスト本番で点数を取るために、どのような勉強をすれば良いのか?を考えながら、日々の勉強に取り組んでいくしかないです。
分析しながら勉強はしているけど、成績が上がらない場合
分析をしながら勉強をしているけど、成績が上がらない原因はいくつかあります。
①分析の仕方が間違っている
②勉強量が足りていない
③基礎学力が足りていない
以上のどれかに当てはまります。
指導していて、強く感じるのは②と③の合わさったパターンが多いです。
基礎学力は人によって定義が違う可能性がありますが、小学生の内容〜中学1年生くらいだと思っています。
指導してきた生徒の中には、三角形の面積の求め方がわからない。分数・小数の計算が遅い。アルファベットがあやふや。という生徒さんもいました。
基礎学力が欠けている状態で中学2、3年生の内容を理解しようとしたとしても無理があります。
なぜ、中学生にもなって基礎学力で困ってしまうのか?
それは、小学校や中学校に入ってからの勉強習慣or勉強量がないからです。
なので、②と③の組み合わさった学生が多くいるように感じてしまいます。
基礎学力を身につけるためには
基礎学力を身につけるためには、どうしたら良いのか?
躓いたところに戻って勉強するしかありません。
時期にもよりますが、中1・2年生であれば、学校の勉強を最小限に抑えて、躓いたところに戻って勉強することをオススメします。
中3生はテストが多いので、学校の勉強を優先にしながら、躓いたところを復習する時間を捻出するしかありません。
しかし、ほとんどの生徒は躓いたところをほったらかしにしてしまう傾向があります。
なので、勉強しても成績が上がらない・・塾や家庭教師に頼っても成績が上がらない・・という負のスパイラルに陥ってしまいます。
この負のスパイラルから抜け出すためには、基礎学力を身につけて、できることを一つ一つやっていくしか方法はありません。
躓いたところに戻って勉強する+今の授業内容について行けるようにする。を同時にやろうとすると、それなりに時間が掛ってしまいます。
ですが、これを出来た学生は今後伸びていきます。一方で、サボり続けると、いくら頑張っても結果が出ない可能性も出てきます。
まだ挽回できる時期なので、今回のテストで結果が出なかった学生は、塾・家庭教師などを利用して、勉強量の確保+勉強のノウハウを学ぶのも良いかもしれません。