入試直前で大事にすべき点
いよいよ入試本番が迫ってきました。
入試直前で気を付けるべき点がいくつかあります。
・体調面で気を付けること
① 規則正しい生活を心掛ける(夜更かし等は厳禁!!)
体調を崩すと本領発揮できなくなります。志望校に楽々合格出来るレベルの人なら、体調が少し悪くても合格出来るかもしれませんが、合格出来るかギリギリのラインの人は体調によって点数が左右されてしまうので、体調を崩さないような生活を心掛けてください。
② 栄養のある食事をする
①の内容と少しかぶりますが、人間の体は食べ物から栄養を得ているので、健康を無視した食事は体調を崩す原因になります。これは学生自身ではどうすることも出来ないので、保護者の方が気を付けて食事を作るようにしてください。
・勉強面で気を付けること
① 時間配分を気にして勉強する(入試本番で時間が足りなくならないようにするため)
受験に向けて長時間勉強していると、時間配分への意識が薄くなります。その結果、入試本番で問題を全部解けなかった・・という事態が毎年のようにあります。
入試まで残り少ないですが、入試を意識して45分1セットで勉強するようにしましょう。
② 基礎問題の徹底確認(標準問題の人)
標準問題で高得点を目指す場合、簡単な問題を落とさないことが重要になってきます。例えば、数学の大問1だと20点近くあります。そして、英語も20点くらい簡単な問題があります。そこで如何に点数を落とさないのかが鍵となってきます。
基礎問題は簡単だから大丈夫と考えている受験生は本番で痛い目を見ます。出来ない問題ばかりに注力するのは良いことですが、出来る問題を落としてしまったら意味がありません。
③ 新しい問題集や参考書に手をつけない
受験が近づくと不安が生じて、あれもこれもやらなきゃ!!という気持ちから様々な問題集や参考書に手をつける学生がいます。残り2,3ヵ月しかない状態で新しい問題集に手をつけてしまうと全部終わらせることが出来ず、焦りが増してしまいます。本番までの期間は自分が信用できるテキストや問題集、勉強の仕方をした方が結果に出やすいです。
・メンタル面で気を付けること
① 失敗する想像はしないこと
受験が一日一日近づいてくると不安が生じて無意味な想像を膨らませてしまいます。「倍率高かったらどうしよう・・」「受験で失敗したら高校どうしよう・・」などと悩む学生が多いですが、これははっきり言って無意味です。不安を取り除きたいなら、不安が生じなくなるくらい勉強に没頭するしかありません。
不安や焦りは行動を鈍らせます。その結果、勉強に集中出来なくなって志望校に落ちてしまう。というケースも考えられます。
② 過剰な自信を持たないこと
適度な自信や根拠がある自信だったら大丈夫ですが、過剰な自信(志望校までランクも点数も足りないのに受かりそう!!等)を持つことは危険です。
普段、あまり勉強しない人が長時間勉強するとランナーズハイになって自信がみなぎってくる人もいます。変に自信を持ってしまうと、もう勉強しなくて大丈夫!!なんて言い始めたらお終いだと思ってください。